新日本海重工業株式会社

当社は、ロータリーキルンをはじめとする産業機械や各種プラントを中心に、社会のニーズに応えた生産設備や環境関連設備を提供しています。その他橋梁を中心とする鉄構機器の製作や各種産業機械のメンテナンスも行っております。

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20周年の歩み

平成19年6月5日創業20周年を迎えて

平成19年6月5日創業20周年を迎えて
 当社は、日本海重工業から営業を受継ぎ新日本海重工業として発足し、平成19年6月5日で20周年を迎えました。振り返って見るに20年という年輪は、会社にとっても私にとっても非常に思い出の多い意義のある20年でした。また、大きな節目の年でもあります。今後の社会において、色々な事が想定されるであろう事柄に適確に対応できる経営基盤を確立しなければならないと思います。
 そのためには、皆様とともに当社の過去に学び、現在を見つめ直す、その上で今後の経営について展望していく必要があると思います。先ずルーツを知らずしてプロセスを論ずることが出来ないと思いますので、この機会を捉らえて当社のルーツ(新日本海重工業として開始する以前の日本海船渠工業)について触れて見たいと思います。

日本海船渠工業の設立について

 今から遡る事70年、昭和13年(1938年)、第27代目富山県知事として、大阪より矢野兼三氏が赴任されました。この時、懇意にしていた佐藤助九郎氏(当社、二代目社長・佐藤工業社長・会長)に、東岩瀬一帯の大港湾と造船所の青写真計画を提示しました。現在のものより3倍もある大変大きな計画でした。佐藤助九郎氏を県庁に呼び、熱き膨大な計画を語られたそうです。
 その年の秋、佐藤助九郎氏(佐藤工業社長)、山田昌作氏(北電社長 日本海船渠工業初代社長)、長崎の川南豊作氏(川南工業社長 砺波出身)の3人が富山ホテルに集合し、会合を開いたのが日本海船渠工業設立のスタートでありました。
 その後、山田昌作氏、荒井 健三氏(北銀取締役)、井村 荒喜氏(不二越社長)、佐伯 宗義氏(衆議院議員)、佐藤助九郎氏の5名が中心となり、富山ホテルにて集会し東岩瀬に造船所建設計画を決定しました。
 昭和15年10月3日、当時日本海沿岸唯一の乾ドック(1万トンドック)を持つ造船所として、又、地元唯一の産業として、山田昌作氏ら地元実業界の発起によって「日本海船渠工業株式会社」(当初の資本金350万円・敷地面積3万坪)は設立され、山田氏を初代社長としてスタートしました。場所は富山運河の河口、富山港の南端にあり(富山市西宮71)、日本海沿岸の中央部に位する好立地条件とともに将来を期待された地元産業のひとつでありました。(当時、乾ドックを僅か十ヶ月で完成させ、その迅速ぶりに造船界をアッと言わせたとのこと。)
  
 ※当時の設立発起人
   山田 昌作 (北陸電力株式会社 社長)
   馬場 正治 (馬場汽船株式会社 社長・黒部川電力株式会社 取締役)
   菅野伝右衛門(高岡電燈株式会社 社長)
   高広 次平 (北陸銀行 頭取)
   野村治一郎 (北日本汽船株式会社)
   中田 勇吉 (北陸銀行 取締役)
   井村 荒喜 (不二越鋼材工業 社長)
   木津太郎平 (高岡市長)
   荒井 健三 (元代議士・元北銀取締役)
   佐藤助九郎 (貴族院議員・佐藤工業 社長)
   尾山 三郎 (富山市長)
   米田元吉郎 (商工会議所会頭)
   川南 豊作 (川南工業株式会社 社長)
   武部 亮春 (中越印刷株式会社 取締役)
  
  ※日本海船渠工業設立時 会社役員 (昭和15年10月)
   取締役社長/山田 昌作(北陸電力株式会社 社長)※初代 社長 
   常務取締役/武部 亮斉(川南工業株式会社)
   取 締 役/佐藤助九郎(貴族院議員・佐藤工業 社長)  
   取 締 役/井村 荒喜(不二越鋼材工業株式会社 社長)  
   取 締 役/川南 豊作(川南工業株式会社 社長)
   取 締 役/富永 能雄(函館船渠株式会社 社長・東日本造船株式会社 社長)
   取 締 役/佐伯 宗義(立山開発鉄道株式会社・立山黒部貫光株式会社 社長)
   取 締 役/篠原哲十郎(川南工業株式会社 顧問・川南高等造船学校長)
  ※当時の世相  東条内閣成立し、日米開戦気運高まる。
  
  ※日本海重工業設立時 会社役員 (昭和26年8月)
   取締役社長  /馬瀬金太郎(北銀重役)
   取締役副社長/斉藤栄三郎(前佐賀造船 社長・日本経済新聞論説委員、商博)
   常務取締役/福田勘太郎(福田勘産業 社長)
   取 締 役/河合 良成(元厚生大臣・小松製作所 社長)
   取 締 役/佐伯 宗義(富山地鉄 社長)
   取 締 役/本江菊次郎(前佐賀造船 副社長)
   監 査 役/荒井 健三(会社重役)
   監 査 役/馬場 正治(馬場汽船 社長)
   監 査 役/宮川 三郎(東洋経済 社長)
   相 談 役/石橋 湛山(元大蔵大臣)その後の第55代総理大臣

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